キラウエア火山
キラウエア火山はハワイ諸島の8つの主要な島のひとつ、「ハワイ島」にある活火山です。火口を含め火山一帯はキラウエアカルデラと呼ばれています。
ハワイ島のほぼ中央にあり、ハワイの火山国立公園として指定されています。
1987年には世界遺産に登録されました。
キラウエアカルデアはハイキングが可能で、火口近くまで行くと、赤黒く流れるどろどろとした溶岩を間近に見ることもできます。
2014年には数日間をかけて住宅地まで溶岩が流れ、非常事態宣言となる事もありました。
古くからハワイにはさまざまな神話があり、キラウエア火山のハレマウマウ火口に住んでいたといわれる火の女神ペレが有名です。
火山の爆発は、その美しく気性の激しいペレの怒りとされ、人々に畏敬の念を抱かせてきました。
今でもカルデ内で捧げものがされている事があります。
ハワイはそれぞれの島全体が癒しのパワーのある場所であり、とても人気のあるパワースポットです。
この癒しのパワーは火山のエネルギーによるものとも言われています。
活動中であるキラウエア火山を訪れて、ゼロ磁場のエネルギーに癒されてみるのもよいでしょう。
ハワイには元々ハワイ王朝があり、アメリカ合衆国に併合されるまでは、この地のハワイ人の中にはカフナと呼ばれる呪術師たちがいました。
カフナは神官としての役割のほか、医者としてや、人生の導き手として活躍していました。
そのカフナたちは素足で溶岩の上を歩くことができたそうです。
白人が移り住むようになってからカフナたちはその姿をひそめましたが、その秘術の数々は口伝で継承されていったといわれています。
島全体に癒しの呪術がかけられているのかもしれません。